IJC(インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ)2023
2023年12月6日に香港のハッピーバレー競馬場でIJCが行われた。
出場騎手は以下の通り。
地元香港からは
- ザカリー・パートン騎手
- ヴィンセント・ホー騎手
- カリス・ティータン騎手
- ライル・ヒューイットソン
イギリスから
- トム・マーカンド騎手
- ホリー・ドイル騎手
- ライアン・ムーア騎手
フランスから
ドイツから
日本から
オーストラリアから
ニュージーランドから(主戦場はオーストラリア)

という面々が参加して行われた。

ハッピーバレー競馬場は小回りコース(1周距離1450m)で起伏が激しく直線は平坦なコース。日本で言うと、京都のダートコースといったところか。
1st-leg(4R)を制したのは、Oversubscribedのレイチェル・キング騎手。ハッピーバレー競馬場初騎乗初勝利を挙げた。
キング騎手は今夏のJRA ワールドオールスタージョッキーズ第1戦においても札幌競馬場初勝利を挙げている。様々な競馬場が存在するオーストラリアを主戦とする騎手らしく初物に強いようだ。
川田騎手は4着だった。(本シリーズでは3着以内のみポイント加算対象)
2nd-leg(5R)はM Unicornとライアンムーア騎手が勝利。
川田騎手はまたも4着。

草間彌生風川田騎手
3rd-legは1R挟んで7Rに行われ、Silver Sonic(シルバーソニック)とパートン騎手が制し、日本でもその馬名とともに話題となった。
最終戦の4th-leg(8R)は、Tomodachi Kokoroeとヴィンセント・ホー(チャクイウ)騎手が勝利。この日の最終レースはこの一つ後のレースで22:55発走で、このレースの時点ですでに夜も深まった22:10。日本では考えられない時刻だが、地元出身・地元所属の生粋の香港ジョッキーの騎手の勝利にスタンドは大いに湧き立った。
また、これにより香港所属の騎手としては初となるIJC制覇となった。
地元騎手のシリーズ制覇にスタンドは大いに湧き立ち、ホー騎手も満面の笑みだった。
日本でも夏期間の短期免許騎手として顔馴染みとなってきているホー騎手。ゴールデンシックスティとのコンビをはじめ、今後の活躍にも期待したい。