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Daily Horse Racing

根本を疑え!コンサル的競馬予想の考え方1

競馬予想にはさまざまな流派がありますよね。 今回は競馬予想における予想手法について検討してみようと思います。 なお、今回はオッズ等を一切考慮していません。オッズを買い目の決定に用いることは有効ですが、それ以前に、各馬の能力比較が必要になると考えるからです。   【この記事の要約】 競馬予想における能力比較とは、能力の絶対値と能力をどれだけ全開にできるかの積で求められる。 能力の絶対値と能力の全開率のどちらがより能力比較に直結すべきかを考えた上で検討を始めるべきである。 競馬の予想ファクターには、上記二つの要素の一方に関わるものと双方に関わるものがある。   はじめに。競馬予想とは、主にその馬の出走する競走のメンバー中における以下の二つの要素の見極めにかかってくるのではないでしょうか。 能力絶対値(以下、絶対値):能力の高さ 能力全開率(以下、全開率):能力をどれだけ発揮できるか。馬場や展開をはじめとする適性と馬の状態から判断される。 単純化すれば以下のような等式となります。 “ある馬の当該競争における能力=絶対値×全開率”   この等式におけるポイントは次の一つです。 すなわち、あるクラスにおける個々の競走馬群において、絶対値と全開率のどちらの方がばらつきが大きいかということです。能力値を数字として表すことができると仮定すると、標準偏差が大きいということを意味します。標準偏差が大きい方が等式の結果である能力の、当該競走出走馬集団における順位に大きく影響するため重要です。 そしてそれはレースの条件によって大きく変わってくるのではないかと考えています。   例えば、クラスの違いは大いにあります。未勝利クラス、特に新馬戦では各馬の能力の開きが他のクラスと比較して相対的に大きいです。これは、未来のトップホースから未勝利引退馬まで同時に走るわけですから当然と言えば当然です。こういった状況では、全開率はほとんど使い物になりません。「仕上がりがいい」の一点を理由に新馬を狙うことはお勧めできないというわけです。後で触れることになりますが、調教は全開率のみに影響しそうですが、絶対値にも影響する要素ではあるので、調教のいい馬を買うことは新馬戦でもある程度の説得力を持っていると言えるでしょう。 一方で、春先の古馬1勝クラス戦などに至っては、新入りだった明け4歳馬のうち能力を持った馬は抜けてしまっています。つまり、同じようなメンバーで何度も戦うことになるわけです。その上、全馬ともそのクラスを抜けられていないわけですから能力の差も高々知れているというものです。当然能力比較の重要性はなくなります。ここでは、全開率の比率が高くなることは言うまでもありません。   また、レースの施行条件も、この比率を変化させるものとなります。例えば、特殊条件では全開率のばらつきが大きくなりがちになります。長距離戦はJRAでは鞍数の少ないレースで、特殊条件です。過去に、ビートブラックやマイネルキッツ、ミライヘノツバサといった驚きの穴馬が優勝したこともあります。彼らはその条件で能力の全開率が他馬との比較において高かったと言うことなのでしょう。一方で、天皇賞・春では勝ち馬は10年間で全て4番人気以内、ステイヤーズステークス・ダイヤモンドステークスでは過去10年で1番人気の複勝率8割を誇っているように、全開率に関わらず絶対値の高い馬は上位に食い込む蓋然性が高いことも忘れてはなりません。 最後に当然ですが忘れてはならないのは、年に多く行われているレース条件では基本的に絶対値が決め手になると考えて大丈夫でしょう。全開率の検討が必要なくなるわけではありません。ただ、東京競馬場などのクセが少ない(と考えられる)全馬が能力をフルに発揮できるコースや、洋芝小回りの北海道などでは、得意としている馬たちが全競走馬群ないに一定数存在しており、彼らが狙ってくることなどが理由として挙げられます。東京競馬場が能力判定競走にふさわしいと言われる所以でもありますし、洋芝が苦手なのに北海道シリーズに参戦してくる馬はいないと言うことです。   長く前置きしましたが、この絶対値と全開率にはそれぞれ影響を及ぼす予想ファクターが異なるわけです。予想ファクターとは巷で言われる血統予想の“血統”や指数予想における“指数”、そのほか調教やデータといった、主に予想に用いられる要素のことです(一般的に使われている言葉だと思いますが、念の為、、、。) ここまでお読みいただければ、勘の鋭い方はお気付きかと思いますが、私は基本的に絶対値重視派です。それはここまで書いてきたように、絶対値はいかなる条件でも予想に欠かせない要素だからです。よって、絶対値を見極める予想ファクターに磨きをかけていけば、そのレースをより正確に展望できると言うことになるのです。   と、言うわけで、随分と長々と書いてしまいました。今日はこの辺りにします。次回は絶対値と全開率に影響を及ぼす、予想ファクター個々について、それらの重要性と予想として用いることへの妥当性について検討していきたいと思います。 では、ごきげんよう。

根本を疑え!コンサル的競馬予想の考え方1

競馬予想にはさまざまな流派がありますよね。 今回は競馬予想における予想手法について検討してみようと思います。 なお、今回はオッズ等を一切考慮していません。オッズを買い目の決定に用いることは有効ですが、それ以前に、各馬の能力比較が必要になると考えるからです。   【この記事の要約】 競馬予想における能力比較とは、能力の絶対値と能力をどれだけ全開にできるかの積で求められる。 能力の絶対値と能力の全開率のどちらがより能力比較に直結すべきかを考えた上で検討を始めるべきである。 競馬の予想ファクターには、上記二つの要素の一方に関わるものと双方に関わるものがある。   はじめに。競馬予想とは、主にその馬の出走する競走のメンバー中における以下の二つの要素の見極めにかかってくるのではないでしょうか。 能力絶対値(以下、絶対値):能力の高さ 能力全開率(以下、全開率):能力をどれだけ発揮できるか。馬場や展開をはじめとする適性と馬の状態から判断される。 単純化すれば以下のような等式となります。 “ある馬の当該競争における能力=絶対値×全開率”   この等式におけるポイントは次の一つです。 すなわち、あるクラスにおける個々の競走馬群において、絶対値と全開率のどちらの方がばらつきが大きいかということです。能力値を数字として表すことができると仮定すると、標準偏差が大きいということを意味します。標準偏差が大きい方が等式の結果である能力の、当該競走出走馬集団における順位に大きく影響するため重要です。 そしてそれはレースの条件によって大きく変わってくるのではないかと考えています。   例えば、クラスの違いは大いにあります。未勝利クラス、特に新馬戦では各馬の能力の開きが他のクラスと比較して相対的に大きいです。これは、未来のトップホースから未勝利引退馬まで同時に走るわけですから当然と言えば当然です。こういった状況では、全開率はほとんど使い物になりません。「仕上がりがいい」の一点を理由に新馬を狙うことはお勧めできないというわけです。後で触れることになりますが、調教は全開率のみに影響しそうですが、絶対値にも影響する要素ではあるので、調教のいい馬を買うことは新馬戦でもある程度の説得力を持っていると言えるでしょう。 一方で、春先の古馬1勝クラス戦などに至っては、新入りだった明け4歳馬のうち能力を持った馬は抜けてしまっています。つまり、同じようなメンバーで何度も戦うことになるわけです。その上、全馬ともそのクラスを抜けられていないわけですから能力の差も高々知れているというものです。当然能力比較の重要性はなくなります。ここでは、全開率の比率が高くなることは言うまでもありません。   また、レースの施行条件も、この比率を変化させるものとなります。例えば、特殊条件では全開率のばらつきが大きくなりがちになります。長距離戦はJRAでは鞍数の少ないレースで、特殊条件です。過去に、ビートブラックやマイネルキッツ、ミライヘノツバサといった驚きの穴馬が優勝したこともあります。彼らはその条件で能力の全開率が他馬との比較において高かったと言うことなのでしょう。一方で、天皇賞・春では勝ち馬は10年間で全て4番人気以内、ステイヤーズステークス・ダイヤモンドステークスでは過去10年で1番人気の複勝率8割を誇っているように、全開率に関わらず絶対値の高い馬は上位に食い込む蓋然性が高いことも忘れてはなりません。 最後に当然ですが忘れてはならないのは、年に多く行われているレース条件では基本的に絶対値が決め手になると考えて大丈夫でしょう。全開率の検討が必要なくなるわけではありません。ただ、東京競馬場などのクセが少ない(と考えられる)全馬が能力をフルに発揮できるコースや、洋芝小回りの北海道などでは、得意としている馬たちが全競走馬群ないに一定数存在しており、彼らが狙ってくることなどが理由として挙げられます。東京競馬場が能力判定競走にふさわしいと言われる所以でもありますし、洋芝が苦手なのに北海道シリーズに参戦してくる馬はいないと言うことです。   長く前置きしましたが、この絶対値と全開率にはそれぞれ影響を及ぼす予想ファクターが異なるわけです。予想ファクターとは巷で言われる血統予想の“血統”や指数予想における“指数”、そのほか調教やデータといった、主に予想に用いられる要素のことです(一般的に使われている言葉だと思いますが、念の為、、、。) ここまでお読みいただければ、勘の鋭い方はお気付きかと思いますが、私は基本的に絶対値重視派です。それはここまで書いてきたように、絶対値はいかなる条件でも予想に欠かせない要素だからです。よって、絶対値を見極める予想ファクターに磨きをかけていけば、そのレースをより正確に展望できると言うことになるのです。   と、言うわけで、随分と長々と書いてしまいました。今日はこの辺りにします。次回は絶対値と全開率に影響を及ぼす、予想ファクター個々について、それらの重要性と予想として用いることへの妥当性について検討していきたいと思います。 では、ごきげんよう。

凱旋門賞を日本馬が目指す意味

日本馬は国内で最強の座を得たり、道悪にめっぽう強い馬が登場したりすると、凱旋門賞行きがメディアなどを騒がせることとなる。では、日本馬がはるばるフランスまで遠征する意味とは? まず、競走馬が海外に遠征する意味から考えていきたい。 日本の馬が海外に遠征する理由としては以下の理由が考えられる。 高額賞金レースを狙うため 繁殖価値を高めるため 適性の高いレース・勝ちやすいレースを狙うため まず、1,2は海外に挑戦するという意味合いが強い。1では、例えば近年高額賞金レースが続々と新設されている中東方面や、豪州遠征などが当てはまるだろう(レベルという意味ではイマイチなものも多く、今や、日本馬にとって中東などは3にも該当する狩場と言えなくもないが)。2では、日本の芝馬場とヨーロッパの芝馬場が全く異なり、アメリカの芝路線のレベルが差して高くないことから、芝では豪州・香港遠征、ダートでのアメリカ遠征などが挙げられる。 一方で、3は近年、矢作厩舎などによく見られるパターンで、馬の適性を考慮して遠征が行われる。また、コリアカップやシンガポールへの遠征(コスモバルクなど)がこれに当てはまる。 これを踏まえて考えていきたい。凱旋門賞制覇こそ世界一の証と言われることが多い(近年は流石に減ってきたが)。果たして凱旋門賞は世界一のレースなんだろうか。 まず、3という意味で世界一でないことは明らかである。日本の芝とヨーロッパの芝は全く異なる。レベルもヨーロッパの一流馬と比較すると日本馬は一枚劣る。 では、1や2という意味ではどうか。確かに凱旋門賞は当該距離コラムにおいて世界でも有数の賞金総額を誇る。ただ、ジャパンカップも同様の賞金レベルであり、遠征費用やこれまでに一度も買っていないという事実から、賞金目的での海外遠征はお勧めできない。 2という意味ではこれは各所で言われているように、まず、日本での繁殖価値という意味では、フランスの馬場での成功が日本での繁殖としての成功、価値向上にはつながらない。では、欧州(もしくは米国や豪州など)で種牡馬入りする場合はどうか。L(Long,2101m-2700m)やE(Extended,2701m~)といったカテゴリーでの活躍馬が種牡馬として活躍することは無くなっている。仕上がりの早く、マイル前後に良績のある馬が成功している。現に2022年の英愛リーディングは下表の通りである。この上位5頭のうち、現役時に2400m以上のレースを勝ったことのある馬はSea the Starsただの一頭だけである。種牡馬総合でこうなるのだから、ファーストマンサイアーでは当然、この傾向は顕著だ。これらに象徴されるように、(是非はさておき)近年の競馬界では世界的に短距離偏重シフトが進んでいる。 順位 種牡馬名 最長距離G1勝利 1位 Frankel 2080m(I) 2位 Dubawi 1600m(8f)(M) 3位 Sea the Stars 2410m(L) 4位 Lope...

凱旋門賞を日本馬が目指す意味

日本馬は国内で最強の座を得たり、道悪にめっぽう強い馬が登場したりすると、凱旋門賞行きがメディアなどを騒がせることとなる。では、日本馬がはるばるフランスまで遠征する意味とは? まず、競走馬が海外に遠征する意味から考えていきたい。 日本の馬が海外に遠征する理由としては以下の理由が考えられる。 高額賞金レースを狙うため 繁殖価値を高めるため 適性の高いレース・勝ちやすいレースを狙うため まず、1,2は海外に挑戦するという意味合いが強い。1では、例えば近年高額賞金レースが続々と新設されている中東方面や、豪州遠征などが当てはまるだろう(レベルという意味ではイマイチなものも多く、今や、日本馬にとって中東などは3にも該当する狩場と言えなくもないが)。2では、日本の芝馬場とヨーロッパの芝馬場が全く異なり、アメリカの芝路線のレベルが差して高くないことから、芝では豪州・香港遠征、ダートでのアメリカ遠征などが挙げられる。 一方で、3は近年、矢作厩舎などによく見られるパターンで、馬の適性を考慮して遠征が行われる。また、コリアカップやシンガポールへの遠征(コスモバルクなど)がこれに当てはまる。 これを踏まえて考えていきたい。凱旋門賞制覇こそ世界一の証と言われることが多い(近年は流石に減ってきたが)。果たして凱旋門賞は世界一のレースなんだろうか。 まず、3という意味で世界一でないことは明らかである。日本の芝とヨーロッパの芝は全く異なる。レベルもヨーロッパの一流馬と比較すると日本馬は一枚劣る。 では、1や2という意味ではどうか。確かに凱旋門賞は当該距離コラムにおいて世界でも有数の賞金総額を誇る。ただ、ジャパンカップも同様の賞金レベルであり、遠征費用やこれまでに一度も買っていないという事実から、賞金目的での海外遠征はお勧めできない。 2という意味ではこれは各所で言われているように、まず、日本での繁殖価値という意味では、フランスの馬場での成功が日本での繁殖としての成功、価値向上にはつながらない。では、欧州(もしくは米国や豪州など)で種牡馬入りする場合はどうか。L(Long,2101m-2700m)やE(Extended,2701m~)といったカテゴリーでの活躍馬が種牡馬として活躍することは無くなっている。仕上がりの早く、マイル前後に良績のある馬が成功している。現に2022年の英愛リーディングは下表の通りである。この上位5頭のうち、現役時に2400m以上のレースを勝ったことのある馬はSea the Starsただの一頭だけである。種牡馬総合でこうなるのだから、ファーストマンサイアーでは当然、この傾向は顕著だ。これらに象徴されるように、(是非はさておき)近年の競馬界では世界的に短距離偏重シフトが進んでいる。 順位 種牡馬名 最長距離G1勝利 1位 Frankel 2080m(I) 2位 Dubawi 1600m(8f)(M) 3位 Sea the Stars 2410m(L) 4位 Lope...

Retrospective of the Arc de Triomphe...

Arc de Triomphe Prix retrospective This year's Arc de Triomphe ended with a overwhelming victory for Ace Impact. With its outstanding sharpness, he left behind the others immediately. Some people...

Retrospective of the Arc de Triomphe...

Arc de Triomphe Prix retrospective This year's Arc de Triomphe ended with a overwhelming victory for Ace Impact. With its outstanding sharpness, he left behind the others immediately. Some people...

凱旋門賞2023 本命評価・推奨穴馬

いよいよ、今夜凱旋門賞2023が行われます。 昨年とは打って変わっての晴天での実施が予想されています。行かれる方はどうぞお楽しみください。 アークの週末は特別です。日本で言うところの秋のG1シリーズを一つの週末に凝縮したイメージです。 予想 今日の凱旋門賞の予想を。 本命サイド評価 Ace Impact:末脚の爆発力など2000m前後の距離コラムなら抜群だが、強すぎる分距離延長が鍵。ただ、今年のメンバーにあっては能力は段違いだと思う。ジョッケ・クルブ組からはのちの活躍馬が多数出ていて今年のヨーロッパ・クラシックのナンバーワンレースは疑いようがない。 West Over:このメンバーにあっては今年の安定感ある戦績は出色。今日の馬場でも大崩れは考えにくく、軸としては最適。 Fantastic Moon:馬場適性が高いということでの人気だが、何より今年の前哨戦組はレベルが低かった。ドイツ組は道悪なら軽視禁物だが、今年の馬場なら、思い切って切るのが得策と思われる。 Feed the Flame:前記Fantastic Moonに敗戦はしているものの、過程を見ればこちらを重視すべきだろう。また、ジョッケ・クルブは今回の一番人気馬に完敗だったが、距離が伸びて相手が失速するようなら、逆転があってもいいだろう。とはいえ、実績や前走を見る限り3-4人気は荷が重い。   穴馬評価 Onesto:いちばんの穴馬候補。前走は、最後の直線、内で包まれてあまり追っていなかった。昨年の戦績を見れば、一発があっておかしくない。シーズン3戦目のフレッシュさも変えるポイント。 Bay Bridge:昨シーズン末のChampion StakesでのBaaeedを破った戦績はこの中では高く評価できる。今シーズンは固い馬場での敗戦が多く、得意の馬場では走っていない。10月以降に良績が集まる道悪後者なので、馬場が渋れば一発、渋らなくてもこの距離への対応力を見せればチャンスはあるだろう。

凱旋門賞2023 本命評価・推奨穴馬

いよいよ、今夜凱旋門賞2023が行われます。 昨年とは打って変わっての晴天での実施が予想されています。行かれる方はどうぞお楽しみください。 アークの週末は特別です。日本で言うところの秋のG1シリーズを一つの週末に凝縮したイメージです。 予想 今日の凱旋門賞の予想を。 本命サイド評価 Ace Impact:末脚の爆発力など2000m前後の距離コラムなら抜群だが、強すぎる分距離延長が鍵。ただ、今年のメンバーにあっては能力は段違いだと思う。ジョッケ・クルブ組からはのちの活躍馬が多数出ていて今年のヨーロッパ・クラシックのナンバーワンレースは疑いようがない。 West Over:このメンバーにあっては今年の安定感ある戦績は出色。今日の馬場でも大崩れは考えにくく、軸としては最適。 Fantastic Moon:馬場適性が高いということでの人気だが、何より今年の前哨戦組はレベルが低かった。ドイツ組は道悪なら軽視禁物だが、今年の馬場なら、思い切って切るのが得策と思われる。 Feed the Flame:前記Fantastic Moonに敗戦はしているものの、過程を見ればこちらを重視すべきだろう。また、ジョッケ・クルブは今回の一番人気馬に完敗だったが、距離が伸びて相手が失速するようなら、逆転があってもいいだろう。とはいえ、実績や前走を見る限り3-4人気は荷が重い。   穴馬評価 Onesto:いちばんの穴馬候補。前走は、最後の直線、内で包まれてあまり追っていなかった。昨年の戦績を見れば、一発があっておかしくない。シーズン3戦目のフレッシュさも変えるポイント。 Bay Bridge:昨シーズン末のChampion StakesでのBaaeedを破った戦績はこの中では高く評価できる。今シーズンは固い馬場での敗戦が多く、得意の馬場では走っていない。10月以降に良績が集まる道悪後者なので、馬場が渋れば一発、渋らなくてもこの距離への対応力を見せればチャンスはあるだろう。

みんなの牧場プロジェクト

この度、「みんなの牧場プロジェクト」構想をスタートさせました。   多くのファンにとって、自分が配合を考えた馬を走らせることは夢の一つでしょう。 それを実現すべくこのプロジェクトを発足させました。 このプロジェクトではまず皆さんにNFT付きの商品、もしくは当サイトで販売されている商品を一定金額以上ご購入いただいた方にNFTを差し上げます。 このNFTに DAO(分散型自立組織。「特定の所有者や管理者が存在せずとも、事業やプロジェクトを推進できる組織」(Coincheckホームページより抜粋))への参加権利が付与されており、そこでの議論や投票を経て、繁殖牝馬の導入から種付けなど様々なことを決めていただく予定です。そして、将来的には産まれてきた仔馬を共有して競走馬として走らせる。 まずは第一弾として NFTを保有していただいている皆さんでどのような牧場にしていくか、どの繁殖牝馬をいくらで購入するかといったことを決めていきたいと考えています。  また、このプロジェクトのポイントは参加されるファンの皆さんにとどまらず、北海道をはじめとする馬産地の中小の生産者を支援できる点にあります。中小の生産者は、1.牧場規模が故に経営の安定が難しく、それ故に、2.後継者の確保が難しいという二重苦を抱えています。そんな中小の生産者の方に積極的に繁殖牝馬を受け入れていただき支援する一方で、これは我々預託者側としてもこちらの様々な要望を比較的柔軟に受け入れてくださることにメリットがあるのではないでしょうか。 馬産地の抱える課題とファンの願いを叶えるこのプロジェクトに賛同してくださる方は是非NFTを手に入れていただき、SNS等でのシェアもよろしくお願いいたします。 詳しくはこちらのページをご覧ください。

みんなの牧場プロジェクト

この度、「みんなの牧場プロジェクト」構想をスタートさせました。   多くのファンにとって、自分が配合を考えた馬を走らせることは夢の一つでしょう。 それを実現すべくこのプロジェクトを発足させました。 このプロジェクトではまず皆さんにNFT付きの商品、もしくは当サイトで販売されている商品を一定金額以上ご購入いただいた方にNFTを差し上げます。 このNFTに DAO(分散型自立組織。「特定の所有者や管理者が存在せずとも、事業やプロジェクトを推進できる組織」(Coincheckホームページより抜粋))への参加権利が付与されており、そこでの議論や投票を経て、繁殖牝馬の導入から種付けなど様々なことを決めていただく予定です。そして、将来的には産まれてきた仔馬を共有して競走馬として走らせる。 まずは第一弾として NFTを保有していただいている皆さんでどのような牧場にしていくか、どの繁殖牝馬をいくらで購入するかといったことを決めていきたいと考えています。  また、このプロジェクトのポイントは参加されるファンの皆さんにとどまらず、北海道をはじめとする馬産地の中小の生産者を支援できる点にあります。中小の生産者は、1.牧場規模が故に経営の安定が難しく、それ故に、2.後継者の確保が難しいという二重苦を抱えています。そんな中小の生産者の方に積極的に繁殖牝馬を受け入れていただき支援する一方で、これは我々預託者側としてもこちらの様々な要望を比較的柔軟に受け入れてくださることにメリットがあるのではないでしょうか。 馬産地の抱える課題とファンの願いを叶えるこのプロジェクトに賛同してくださる方は是非NFTを手に入れていただき、SNS等でのシェアもよろしくお願いいたします。 詳しくはこちらのページをご覧ください。

今日のWIN5と昨日の競馬雑感

WIN5について 今日はJRAスーパープレミアム。控除率が10%引き上げられるwin5は最大の目玉となる。 Win5の予想の考え方については今週週中にまた改めて記事を書こうと考えている。 ここでは、今日のWIN5について考えていきたい。 総論 傾向として、中山・阪神内回りでは前に行く強い馬・人気馬がいないレースでの前につけられそうな馬に注意が必要。 5レース全体を見渡しての各レースの波乱度は 阪神11R A 中山9R B 阪神10R B 中山10R C 中山11R E  の順に高いと予想した。 各論 1レース目:中山9R鋸山特別 今日の5Rで2番目に波乱度が高いと予想したレース。 5.フランスゴデイナ中心視だが、強く強調できるほどの決め手があるわけでもない。そこで波乱度Bとした。能力高そうと思える馬を中心に関東にエース級がいないことから関西馬、前走関西組を買っていきたい。(条件戦は基本的には関西>関東>ローカル) 12.レイズカイザーは逃げて連勝とあまり買いたい馬でこそないが、着実な成長を感じるし、他に先手を取りたそうな馬もおらず、前が早くなりそうなメンツでもないので。 あとは穴で、動きが良く前走関西組の3.キゾクと同じく関西組で実績から距離、コースとも向きそうな7.インテンスフレイム。 2レース目:阪神10RロードカナロアC ここは頭数も少ないので、前につけられそうな馬を4頭。 久々でも調教動いた4.ヴァモスロード。 調教よく、3歳で成長もありそうな5.ルクスドヌーヴ。 外枠、初ブリンカーでまさに狙い目の8.レゾンドゥスリール。 叩いて上向き、逃げ経験豊富な9.エアアネモイ。...

今日のWIN5と昨日の競馬雑感

WIN5について 今日はJRAスーパープレミアム。控除率が10%引き上げられるwin5は最大の目玉となる。 Win5の予想の考え方については今週週中にまた改めて記事を書こうと考えている。 ここでは、今日のWIN5について考えていきたい。 総論 傾向として、中山・阪神内回りでは前に行く強い馬・人気馬がいないレースでの前につけられそうな馬に注意が必要。 5レース全体を見渡しての各レースの波乱度は 阪神11R A 中山9R B 阪神10R B 中山10R C 中山11R E  の順に高いと予想した。 各論 1レース目:中山9R鋸山特別 今日の5Rで2番目に波乱度が高いと予想したレース。 5.フランスゴデイナ中心視だが、強く強調できるほどの決め手があるわけでもない。そこで波乱度Bとした。能力高そうと思える馬を中心に関東にエース級がいないことから関西馬、前走関西組を買っていきたい。(条件戦は基本的には関西>関東>ローカル) 12.レイズカイザーは逃げて連勝とあまり買いたい馬でこそないが、着実な成長を感じるし、他に先手を取りたそうな馬もおらず、前が早くなりそうなメンツでもないので。 あとは穴で、動きが良く前走関西組の3.キゾクと同じく関西組で実績から距離、コースとも向きそうな7.インテンスフレイム。 2レース目:阪神10RロードカナロアC ここは頭数も少ないので、前につけられそうな馬を4頭。 久々でも調教動いた4.ヴァモスロード。 調教よく、3歳で成長もありそうな5.ルクスドヌーヴ。 外枠、初ブリンカーでまさに狙い目の8.レゾンドゥスリール。 叩いて上向き、逃げ経験豊富な9.エアアネモイ。...